0120442164の電話に出たらリボ払いの勧誘だった…これってお得？それとも危険？

知らない番号「0120442164」や「0120407072」から突然かかってきた電話。ネットで検索すると「迷惑電話」との声が目立ちますが、一方で「内容自体は悪くなかった」とする人もいます。

実際、どう受け取るかは勧誘される内容をどれだけ理解しているかによっても変わってきます。今回はこの番号からの電話の中身・・・特に“リボ払い”の案内について、メリット・デメリットを含めてじっくり検証します。

この記事でわかること

0120442164はどこからの電話？何を案内している？

まず、この番号「0120-442-164」や「0120407072」は、KDDI（au）関連のサービスを案内する業務委託のコールセンターから発信されています。

主な案内内容は以下のとおりです：

では、そのリボ払いとは一体どんな仕組みなのでしょうか？

リボ払いの説明の前に・・・同じように不審な番号からの着信に不安を感じた方へ。
「0120407072」は一体どこから？安全な電話なのか、それとも注意が必要？発信元や電話の内容を詳しく解説しています。是非ご参照ください👇

リボ払い（リボルビング払い）とは、毎月の支払い額を一定にできるカード決済の方法です。たとえば5万円を一度に払うのではなく、毎月「1万円ずつ」など少額で分割して支払っていくことが可能になります。

このように、その月の支払い負担が軽くなるのがリボ払いの魅力に見える点です。

でも、ここに注意！「手数料」がかかります

リボ払いでは、支払い残高に対して年15%前後の手数料（利息）が発生します。
つまり、月々の支払いが少なくなる代わりに、支払い期間が長くなり、結果的に支払総額が増えることも。

使い方次第では家計を助ける仕組みになりますが、理解せずに使うと「知らないうちに損していた…」というケースも多いのです。

それでは一体どのようなことを電話で伝えてくるのでしょう？私のところや友人のところへかかってきた内容をご紹介しますね。

見た目はお得な内容に見えるのですが、リボ払いの本質を理解していないと、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。

電話では、「支払いがラクになる」「今だけのキャンペーン」など、以下のような点が強調されることが多いです。

たとえば10万円の利用があっても、月々の支払いが「1万円」などに固定されるため、「今月ピンチでも大丈夫」と思いやすくなります。

「毎月の支払いが定額」という安心感があり、出費の多い時期にも家計が安定するという説明がされます。

「今なら1,000ポイントプレゼント」や「初月手数料無料」といった特典を用意している場合もあり、キャンペーン中の申し込みを強くすすめられることがあります。

これらのメリットを理解し、短期間・少額で利用できる人にとっては、リボ払いは一つの選択肢となるかもしれません。

ただし、説明が不十分だったり、そもそもリボ払いを使う予定がない人にとっては、この電話は迷惑な営業電話と感じられることもあります。

さらに、一見便利に思えるリボ払いですが、仕組みをよく理解していないと、デメリットが大きくなります。

前述の通り、リボ払いは使い方を間違えると手数料負担が大きくなりがちです。
電話ではその仕組みについて詳しく説明されないこともあり、「気づいたらリボになっていた」という声も見受けられます。

リボ払いの最大の特徴は**毎月一定額の支払い＋手数料（利息）**が発生する点。
たとえば、10万円の利用に対して月1万円ずつ返済する場合、10ヶ月間の支払い＋利息を支払う必要があるのです。

手数料率は年15％程度になることが多く、結果的に元金よりも多く支払っているケースが少なくありません。

月々の支払いが少額に抑えられている分、「まだ余裕がある」と錯覚しやすく、利用残高がどんどん膨らんでしまう危険性があります。

すでに支払い方法を決めている人や、そもそもリボ払いを使いたくない人にとっては、何度も案内される電話は煩わしさを感じるものです。

この電話の内容が「お得」に感じられるか、「迷惑」と感じられるかは、以下のような違いにあります。

感じ方	特徴
お得と感じる	リボ払いの仕組みを理解し、短期間・少額で使い分けできる人。ポイント還元の目的が明確な人。
迷惑と感じる	内容が不明瞭、強引な勧誘、説明不足。リボ払いを不要と感じる人。繰り返しの着信がストレスになる人。

つまり、サービス自体の良し悪しよりも、説明や対応、そして受け手側のリテラシーによって評価が分かれるのです。