
東京の夏といえば、やっぱりかき氷。近年は、氷の質やシロップの素材にこだわった“ふわふわ系”かき氷が人気を集めています。中でも、天然氷を使ったかき氷は「頭がキーンとしない」「まるで綿菓子のよう」とSNSでも話題沸騰!
本記事では、2025年夏にぜひ訪れたい、東京のふわふわかき氷の名店4選をご紹介。老舗ホテルの贅沢かき氷から、個性派フレーバーが光る専門店まで、涼と驚きが詰まった一杯を探しに出かけてみませんか?
新江戸かき氷(ホテルニューオータニ)
日本の伝統が生んだ“ふわっふわ”食感!究極のかき氷を東京で
ホテルニューオータニ(東京)の日本料理「KATO’S DINING & BAR」では、夏季限定で提供される『新江戸かき氷』が話題です。使用される氷は、希少な「日光天然氷」。自然の力だけで凍った氷を職人が丁寧に切り出し、綿菓子のような口どけを実現しています。頭がキーンとならないのも天然氷ならではの魅力です。
旬の果物&和の素材を贅沢に使った3種のフレーバー
『新江戸かき氷』は、和と洋が融合した3つのフレーバーが揃います。どれも食べ応えがありながらも涼やかで、夏のご褒美にぴったりです。
和三盆(¥2,800 税・サ別)
白玉・羊羹ゼリー・黒蜜あんこを天然氷の中に忍ばせ、黒蜜と和三盆を重ねた上品な和スイーツ。ひんぎゃの塩がアクセントになり、甘さを引き締めます。
マンゴー(¥2,800 税・サ別)
果肉入りのマンゴーゼリーと黒蜜ゼリーを中に閉じ込め、仕上げにマンゴー葛ソースをたっぷりかけた贅沢な一品。南国の香りと和の甘みが見事に調和しています。
あまおう(¥3,500 税・サ別/6月5日まで)
福岡産「博多あまおう」の果肉と100%ソースを贅沢に使用。果肉感と甘みをしっかりと感じられる、いちご好きにはたまらない一杯です。
※全品、4種のメレンゲ(バニラ・いちご・ミント・マンゴー)をトッピング。ふわふわ氷との相性抜群です。
提供期間・時間・店舗情報
- 提供期間:~2025年9月下旬(予定)
- 時間:
- 平日 ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)/ディナー 17:00~22:00(L.O.21:00)
- 土日祝 喫茶 14:00~17:00(L.O.16:30)
- 平日 ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)/ディナー 17:00~22:00(L.O.21:00)
- 店舗:日本料理「KATO’S DINING & BAR」
(ホテルニューオータニ 東京 ガーデンコート ロビィ階) - 電話予約:03-3221-2857(直通)
ひとくちメモ::
「かき氷は子どものもの」なんて時代は終わり。天然氷と和の食材を組み合わせた『新江戸かき氷』は、大人も夢中になる贅沢スイーツ。価格帯はやや高めですが、それだけの価値を感じさせる体験がここにはあります。特に「和三盆」は、食後のデザートにもおすすめです。
トラヤあんスタンド「あんペーストかき氷」
とらやの“あん”を涼やかに味わう、夏限定のかき氷
老舗和菓子屋「とらや」が手がけるトラヤあんスタンドでは、夏の定番スイーツとして毎年人気の「あんペーストかき氷」が登場。ふわふわの氷に、口どけなめらかな自家製あんペーストと、それぞれの蜜を合わせた和の涼菓です。見た目にも上品で、老舗の技と遊び心が融合した、夏にぴったりの味わいが楽しめます。
選べるフレーバーは全5種+カスタムトッピングも!
定番の抹茶やいちごに加えて、期間限定の味も登場。どのフレーバーも、あんとの相性を大切に考えた設計で、白玉や羊羹と一緒に食べ進めることで、飽きずに最後まで楽しめます。
抹茶(¥991)※5月9日~8月下旬
鮮やかな抹茶と和三盆糖を使用した蜜は、旨み・渋み・甘みのバランスが絶妙。涼やかな緑の彩りも印象的です。
黒砂糖(¥991)※5月30日~7月17日
西表島産の黒砂糖を使った、丸みのある深い甘さが特徴。羊羹や白玉との相性も抜群です。
いちご(¥991)※5月30日~8月下旬
いちごのピュレをたっぷり使った蜜が、甘酸っぱい夏の爽やかさを演出。フルーティーさが際立ちます。
夏みかん(¥991)※7月18日~8月下旬(予定)
爽やかな酸味と程よい苦味が特徴の夏みかん蜜で、大人の味わいが楽しめる1品。
練乳(¥991)※8月1日~8月下旬(予定)
ミルキーな練乳が、ふわふわ氷とあんをやさしく包み込む定番の組み合わせ。
※すべて共通で、黒砂糖羊羹や白玉餅がトッピングされています。さらに、以下の追加トッピングも可能です。
- あんペースト増量(+15g) ¥33
- 練乳追加(+25g) ¥111
- 白玉追加(3個) ¥111
提供期間・店舗情報
- 販売期間:2025年5月9日(金)~8月下旬(※フレーバーにより異なります)
- 販売店舗:
- トラヤあんスタンド 北青山店
- トラヤあんスタンド 新宿店
- トラヤあんスタンド 北青山店
ひとくちメモ:あんの魅力がもっと好きになる
甘さ控えめながらも満足感のあるあんと、冷たい氷の出会いはまさに“涼味”。カジュアルな価格で気軽に楽しめるのも嬉しいポイント。トッピングで自分好みにカスタマイズすれば、味わい方は無限大。和菓子好きにはもちろん、かき氷初心者にもおすすめしたい一杯です。
※一部フレーバーは店舗や時期により取り扱いがない場合があります。最新の提供状況は、各店舗にてご確認ください。
ウカキ氷(ukafe)
フレッシュ苺を氷に閉じ込めた、自然派かき氷の逸品
東京ミッドタウンにある「ukafe」は、トータルビューティーカンパニーukaが運営する、“からだにやさしい”カフェ。その夏の風物詩ともいえるのが、毎年大好評のかき氷「ウカキ氷」です。
使用される氷は、高知県・苺氷り本舗の自家農園で収穫されたフレッシュな苺をそのまま閉じ込めた「苺氷」。特許技術によって急速冷凍され、ふわふわに削られた氷は、まるで果実をそのまま食べているかのような贅沢な口どけです。
2025年版は定番の苺!甜菜糖 or 練乳で好みにカスタマイズ
今年は人気の定番フレーバー「苺のウカキ氷」が4月29日(火)よりスタート。素材の甘みを活かした甜菜糖シロップか、コクのある練乳のどちらかを選べます。
苺のウカキ氷(~7月31日まで)
- ヴィーガン(甜菜糖シロップ)
EAT IN:¥1,210(税込)/TO GO:¥1,188(税込) - レギュラー(練乳+甜菜糖シロップ)
EAT IN:¥1,320(税込)/TO GO:¥1,296(税込)
テラス席も利用可能で、夏の夕涼みにもぴったり。ナチュラル志向のかたにもおすすめです。
昨年までの人気フレーバーも見逃せない!
ukafeでは毎年、後半に限定フレーバーを投入しており、過去には以下のような味が登場しています:
- パッションフルーツ(2024年)
ビタミンカラーが目を引く、爽やかで南国気分満点の一杯。 - ココナッツライム(2023年)
爽やかな酸味とやさしい甘みが融合。ライムゼストの香りがアクセント。 - スーパーグリーンピスタチオ(2022年)
濃厚でまろやかなピスタチオソースをかけた、ヴィーガン対応の贅沢かき氷。
毎年「今年はどんな味?」と話題になるウカキ氷は、季節ごとに通いたくなる魅力にあふれています。
提供期間・店舗情報
- 提供期間:
苺のウカキ氷:2025年4月29日(火)~7月31日(木)
※後半フレーバーは後日発表予定(過去実績あり) - 店舗:ukafe(ウカフェ)
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア2F - 営業時間:11:00~20:00(L.O. フード18:30/ドリンク19:30)
- TEL:03-6438-9920
- Instagram:@ukafe.info
こんな人におすすめ!
甘さ控えめでナチュラル志向な方、ヴィーガン対応スイーツを探している方、そして何より「見た目も味も特別なかき氷」を探している方にはぴったりの一杯。毎年違う味に出会えるのもukafeならではの楽しみです。
※フレーバーや提供期間は変更となる場合があります。最新情報は店舗または公式Instagramをご確認ください。
かき氷工房 雪菓(東京都・巣鴨)
富士山の天然氷がふわっと溶ける、軽やか食感のかき氷
巣鴨駅から徒歩5分の住宅街にある「かき氷工房 雪菓」は、富士山の天然氷を使用したかき氷専門店。四季を問わず楽しめる本格派で、軽やかでふんわりした氷の口どけにファンも多く、休日には行列ができることも。
天然氷は不純物が少ないため、頭がキーンとしにくく、ふわふわしたやさしい口当たりが特徴。暑い日でもさらりと食べられる、極上の“軽さ”が魅力です。
手作りシロップに驚きのフレーバーも!定番から個性派まで充実
雪菓のもうひとつのこだわりは、すべて自家製のシロップ。定番のいちごミルクはもちろん、個性派フレーバーもラインナップされており、何度でも通いたくなる魅力があります。
【定番】いちごミルク
王道ながらも、手作りのいちごソースとミルクのやさしい甘さが絶妙なバランス。
いちごミルクショートケーキ風
まるでショートケーキをそのまま凍らせたかのような、リッチな味わいの一杯。
納豆きな粉
驚きの組み合わせながら、クセになると話題の“和スイーツ”。冒険したい方はぜひ。
ピスタチオミルク
香ばしくコクのあるピスタチオソースとミルクが絶妙に絡む、上品な仕上がり。
すべてのかき氷には、練乳の追加も可能。自分好みにアレンジして楽しめるのも嬉しいポイントです。
提供時間・アクセス情報
- 店舗名:かき氷工房 雪菓(せっか)
- 住所:東京都豊島区巣鴨
- アクセス:JR巣鴨駅から徒歩約5分
- 営業日:通年営業
- 混雑状況:平日は比較的空いており、休日は行列の可能性あり。暑い日や週末は早めの来店がおすすめです。
ワンポイントメモ
軽い口当たりで食べやすい「雪菓」のかき氷は、スイーツ好きだけでなく、かき氷初心者にもぴったり。天然氷ならではのくちどけと、手作りシロップの温もりが感じられる一杯は、まさに街の隠れた名店です。
まとめ
ふわふわ食感が魅力のかき氷は、暑い夏を心地よく乗り切るための“ご褒美スイーツ”。今回ご紹介した4店舗は、それぞれに天然氷や素材のこだわりが詰まっており、どこも一度は訪れてほしい名店ばかりです。
2025年の夏は、ただ涼をとるだけでなく、**五感で楽しむ“かき氷巡り”**をしてみてはいかがでしょうか?
早めの時間帯や予約、平日の訪問など、混雑対策もお忘れなく!
注意
※本記事に掲載している情報は2025年6月時点のものです。メニュー内容や価格、提供期間、営業時間等は変更となる場合がありますので、ご訪問の際は事前に公式サイトや店舗にて最新情報をご確認ください。