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後悔しないために!メルカリでiPhoneを買う前に知っておきたい重要ポイント徹底ガイド

mercari iPhone koukai shinai

「安くiPhoneを手に入れたいけれど、中古ってなんとなく不安…」そんなふうに感じている方にとって、メルカリは非常に魅力的な選択肢です。上手に活用すれば、人気モデルのiPhoneを新品よりもずっと安く購入できる可能性があります。

しかし、確認不足のまま購入してしまうと、「赤ロムで通信できない」「前の持ち主の設定が残っていて使えない」といった思わぬトラブルに巻き込まれることも。せっかくお得に買ったはずなのに、後悔する結果になってしまうのは避けたいですよね。

この記事では、スマホ初心者の方でも安心して読めるよう、メルカリでiPhoneを購入する前に絶対に押さえておくべきポイントを、実例やチェック方法とともにわかりやすく解説します。トラブルを未然に防ぎ、満足のいく買い物ができるよう、じっくり読み進めてください。

この記事でわかること

  • メルカリで中古iPhoneを買う際にチェックすべき重要なポイント
  • 赤ロムやアクティベーションロックのリスクと、その見分け方
  • 信頼できる出品者を見極めるためのチェック項目
  • 商品が届いたあとにすべき確認ステップと対応方法
  • タイミングを活かしたお得な購入方法と値下げ交渉のコツ
目次

どうしてこんなに人気?メルカリでiPhoneを選ぶ人が急増している理由

「中古のiPhoneって不安じゃないの?」「メルカリって本当に安全なの?」そんな疑問を持つ人も多いでしょう。しかし、実際にはメルカリでiPhoneを購入する人は年々増加しています。ここでは、その理由と背景を詳しく見ていきましょう。

新品と比べて圧倒的に安い!価格の魅力が最大のポイント

メルカリの最大の強みは、なんといっても価格の安さです。Apple製品は新品価格が高く、特に最新のiPhoneは10万円を超えることも珍しくありません。しかし、メルカリでは同じモデルが数万円安く出品されていることも多く、中にはほとんど使用感のない「ほぼ新品」のiPhoneが半額以下で手に入るケースもあります。

また、型落ちモデルであってもiOSのアップデートが長く続くiPhoneは、数年は快適に使えるスペックを備えているため、「最新機種にこだわらないけど安くてしっかり使えるiPhoneがほしい」という人にとって、メルカリは非常にコスパの高い選択肢です。

豊富な出品数で選びやすい!理想の1台が見つかる可能性大

家電量販店で中古のスマホを探すと、選択肢が限られていることも多いですが、メルカリならその心配は不要です。色、ストレージ容量、キャリア、SIMロックの有無、状態、付属品の有無など、細かく条件を絞って検索できるため、自分の希望に合ったiPhoneを見つけやすいのが特徴です。

また、出品数が非常に多いため、「少しでも状態の良いものを」「この予算でこれだけのスペックがほしい」といったこだわりにも柔軟に対応できます。じっくり比較検討すれば、自分にぴったりの1台が見つかる可能性が高まります。

購入後に泣かないために!メルカリでiPhoneを選ぶ前にチェックすべき10の注意点 

メルカリでは魅力的な価格でiPhoneが手に入る反面、思わぬ落とし穴も少なくありません。特に中古品のスマートフォンには、確認を怠ると「届いたのに使えない」「想像以上に劣化していた」といったトラブルが潜んでいます。

この記事では、メルカリでiPhoneを購入する前に必ず確認しておきたい重要なチェックポイントを10個に厳選し、わかりやすく解説していきます。初めて中古iPhoneを購入する方も、過去に失敗した経験がある方も、安心して買い物ができるように、事前に目を通しておきましょう。

①「赤ロム」のiPhoneは絶対にNG!購入前にIMEI番号を必ず確認しよう

メルカリでiPhoneを探していると、「安いし、状態も良さそう!」とつい飛びつきたくなる出品もあります。でも、購入前に赤ロムかどうかの確認を怠ると、あとから痛い目を見ることに…。赤ロムとは何か?どう見分ければいいのか?詳しく解説していきます。

IMEI番号から端末の安全性をチェックする方法とは?

「赤ロム」とは、以前の所有者が分割払いで購入したiPhoneの代金を滞納したり、不正に取得されたことで、通信会社がその端末をネットワーク利用不可にした状態を指します。赤ロムになったiPhoneは、Wi-Fi環境では使えるものの、SIMを挿しても通話や通信ができず、スマホとしての機能が大きく制限されてしまいます。

これを避けるために確認したいのが、IMEI(製造番号)です。出品ページにIMEI番号が記載されていることが多いので、その番号を使って以下のページで端末の状態を確認しましょう:

検索結果が「◯」であればネットワーク利用制限なし、「△」は支払い中で将来的に赤ロム化する可能性あり、「×」はすでに制限がかかっている赤ロムです。

「△」は要注意! 支払い状況によっては後日赤ロム化してしまうリスクがあるため、購入を検討する際は、出品者に分割の有無や完済状況を必ず確認しておくと安心です。


アクティベーションロックが残っていないか?購入前に必ず確認を

メルカリでiPhoneを購入したものの、いざ使おうとしたら「前の持ち主のApple IDが残っていて初期設定ができない」――このようなトラブルは意外と多く報告されています。その原因は「アクティベーションロック」が解除されていないことにあります。購入後に使えない事態を避けるためにも、このポイントは確実にチェックしましょう。

“iPhoneを探す”がオンのままだと、初期化しても使えない!?

iPhoneには、盗難や紛失時の悪用を防ぐためのセキュリティ機能「アクティベーションロック」が搭載されています。これは「iPhoneを探す」がオンになっている状態でApple IDが紐づいていると、自動的にロックがかかる仕組みです。

この状態のまま出品されていたiPhoneを購入すると、初期設定時に前の所有者のApple IDとパスワードの入力が求められます。つまり、ログインできなければ一切操作ができず、実質“使えないiPhone”となってしまいます。

購入前には出品ページをよく確認し、「アクティベーションロック解除済み」「iCloudサインアウト済み」「初期化済み」といった記載があるかどうかをチェックしましょう。
もし記載がない場合は、出品者に「iPhoneを探すがオフになっているか確認できますか?」と丁寧に質問しておくと安心です。

また、商品が届いた後にアクティベーションロックがかかったままだった場合は、すぐに出品者に連絡を取り、Apple IDのサインアウトをお願いしましょう。それでも解除してもらえない場合、メルカリ事務局にサポートを依頼することも検討してください。

③バッテリーの消耗具合を見逃すな!「最大容量」は購入判断のカギ

中古のiPhoneを購入するとき、見た目のきれいさや価格ばかりに目がいってしまいがちですが、バッテリーの状態も非常に重要なチェックポイントです。バッテリーが劣化していると、どれだけスペックが良くても快適には使えません。必ず確認しておきたい項目です。

最大容量80%以下は要注意!交換費用も購入予算に含めよう

iPhoneのバッテリーは、長く使うほど劣化していきます。メルカリで販売されている中古iPhoneの多くは、一定期間使われたものが多いため、バッテリーが消耗している可能性があります。

iPhoneでは、設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から「最大容量」という数値を確認できます。この数字は新品時を100%とした場合のバッテリー性能を示しており、80%を下回っていると、電池の減りが体感的にも早くなる傾向があります。

出品ページに「バッテリー最大容量〇%」と記載されていれば、その数値を必ず確認しましょう。もし記載がない場合は、「最大容量を教えていただけますか?」と出品者に質問して確認することをおすすめします。

また、70%台であればバッテリー交換を前提とした価格交渉も視野に入れるべきです。Appleの正規交換では約15,000円程度の費用がかかるため、そのぶんを含めた総額で判断することが大切です。

④SIMロック解除されているか?通信キャリアの制限を必ずチェック

「格安SIMで使いたい」「今のキャリアは変えたくない」――そう考えてiPhoneを購入する方は多いですよね。ところが、SIMロックが解除されていない端末を選んでしまうと、好きな回線が使えず、結局ムダな契約変更を強いられる可能性も。買う前に、この確認は絶対に外せません。

現在は原則解除済み?それでも確認すべき理由とは

かつて日本で販売されていたiPhoneの多くには、キャリアによるSIMロックがかかっていました。これは、ドコモ・au・ソフトバンクなど、購入元以外のSIMカードを挿しても使えないように制限されていたため、格安SIMや他社キャリアへの乗り換えができないというデメリットがありました。

現在は総務省の方針により、原則としてSIMロックは廃止されており、販売時点で解除済みになっていることが多いです。しかし、メルカリに出品されている中古のiPhoneの中には、過去に販売されたロック付き端末がまだ多く存在しています。

そのため、出品ページに「SIMロック解除済み」と明記されているかを必ず確認しましょう。もし記載がない場合は、

「SIMロックは解除されていますか? 他社SIMでも使用できますか?」

といった質問を出品者にしておくと安心です。

また、docomo・au・SoftBankで購入した端末の場合は、それぞれのキャリアでのSIMロック解除手続きが必要なケースもあります。特に格安SIMを使いたい人は、解除済みの端末を選ぶことが必須といえるでしょう。

見落としがちな傷や劣化に注意!商品写真と説明文をしっかり読み解こう

「写真できれいに見えたから大丈夫だと思ったのに、実物は傷だらけだった…」――これは中古iPhone購入でよくある後悔のパターンです。メルカリでは写真と商品説明が購入判断のすべてといっても過言ではありません。見た目のトラブルを避けるために、チェックすべきポイントを押さえておきましょう。

写真の“写っていない部分”にこそ注意が必要!説明との食い違いも見逃すな

出品者が掲載している商品画像は、端末の状態を確認するための貴重な手がかりです。ですが、写真の角度や光の加減によって、細かい傷や擦れが見えづらいこともあります。

特に注意して見ておきたい箇所は以下のとおり:

  • 画面(割れ・小傷・スレ)
  • 背面(スレ・ヒビ・色ハゲ)
  • カメラレンズ(曇りや傷)
  • 充電口・スピーカー部分(ホコリや変形)

出品ページに「目立つ傷なし」「細かなスレあり」などと記載されている場合でも、その“基準”は人によって異なるため、言葉だけを鵜呑みにしないのが鉄則です。

もし「写真のこの部分に線のようなものが見えますが、これは傷ですか?」といったように、具体的な写真番号を指定して出品者に質問すると、より正確な状態確認ができます。

また、画像の枚数が少ない・一部の面しか写っていない出品も注意が必要です。購入前に「他の角度の写真を追加してもらえますか?」と依頼するのも、安心して購入するための有効な手段です。

初期化されていないiPhoneは使えない!Apple IDのログイン状態に注意

購入したiPhoneを起動したら、見知らぬApple IDのログイン画面が表示されてしまった…。これは、前の持ち主がログアウトや初期化を忘れていることが原因です。メルカリのような個人間取引では、こうしたミスも少なくありません。安心して使い始めるために、出品時点での初期化状態を必ず確認しましょう。

「初期化済み」「iCloudからログアウト済み」――この一文が安心のカギ

Apple IDがログインされたままのiPhoneは、たとえ端末が動作していてもユーザーが自由に設定を変更したり、アプリをインストールすることができません。最悪の場合、前の持ち主でないとロック解除ができず、使用不能に陥ります。

このようなトラブルを避けるためにも、出品ページに以下の記載があるかどうかをしっかり確認してください:

  • 初期化済み(工場出荷状態に戻してある)
  • iCloudからログアウト済み(Apple IDが完全に削除されている)
  • 「iPhoneを探す」がオフ(アクティベーションロックが解除済み)

これらの表現が見当たらない場合は、購入前に出品者へ以下のようなメッセージを送って確認するのがベストです:

「iCloudからログアウト済みで、アクティベーションロックも解除されていますか?」

また、端末が届いたらすぐに設定画面を開き、自分のApple IDでログインできるかどうかを必ずチェックしてください。ログインできない場合は、すぐに出品者に連絡し、対応を求めましょう。

安さより信頼が大事!出品者の評価とプロフィールでトラブルを未然に防ごう

どんなに魅力的な価格やスペックのiPhoneでも、取引相手が信用できないと意味がありません。*特にメルカリのような個人間取引では、出品者の対応や誠実さが、スムーズな取引のカギを握ります。購入前に“この人から買って大丈夫?”を判断するためのチェックポイントを確認しておきましょう。

評価コメントや取引履歴が、出品者の“人柄”を物語る

メルカリでは、過去の取引に対する評価が「良い」「普通」「悪い」として出品者のプロフィールに表示されます。まず注目したいのは評価件数と「良い」の割合です。

「良い」の評価が大多数を占めている出品者であれば、取引の信頼性が高いといえます。一方で、「悪い」や「普通」の評価が目立つ場合は、そのコメント内容を必ず確認してください。

たとえば、

  • 「発送が遅かった」
  • 「説明と状態が違った」
  • 「連絡が取れなかった」

といった声が複数見られる場合、その出品者との取引は慎重になるべきです。

また、出品者のプロフィール欄も重要なチェックポイントです。丁寧なあいさつ文があり、注意事項や発送ポリシーなどが明記されている人は、誠実な対応が期待できる傾向にあります。

逆に、無言出品やプロフィール欄が空白のままのユーザーは、最低限のやり取りすらできない可能性もあるため注意が必要です。

iPhoneは高額な買い物です。“人”で損をしないためにも、価格だけに惑わされず、出品者の信頼性をしっかり見極めることが肝心です。

返品や保証の有無を見落とさない!トラブル時の備えが安心につながる

メルカリは基本的に「ノークレーム・ノーリターン」が原則。だからこそ、万が一届いたiPhoneに不具合があったときにどう対応してもらえるか、事前に確認しておくことがとても大切です。高額な買い物だからこそ、リスク管理もぬかりなく行いましょう。

「動作確認済み」や「初期不良対応可」の一文があると安心感アップ

中古のiPhoneは、外見はきれいでも内部に不具合がある場合があります。特に素人による出品では、すべての動作を正しく確認しきれていないことも。そんなとき、購入者が頼れるのは「返品可否」の記載です。

出品ページに以下のような記述があるかどうかを必ずチェックしておきましょう:

  • 「初期不良があれば返品対応いたします」
  • 「動作確認済み」
  • 「カメラ・充電・音声・Wi-Fi等の動作問題なし」

このような記載があれば、出品者が一定の責任を持って販売しているという証拠になります。逆に、状態説明が曖昧だったり、「ジャンク扱い」「ノークレームノーリターンのみ」と書かれている場合は、購入後のサポートを一切期待できないことを意味します。

また、商品到着後は速やかに以下の初期チェックを行いましょう:

  • 電源が入るか、正常に操作できるか
  • 通話・カメラ・充電などの機能が問題ないか
  • アクティベーションロックが解除されているか

もし不具合を発見した場合は、メルカリの取引メッセージで早めに出品者へ連絡しましょう。それでも対応が難しい場合は、メルカリ事務局の「あんしん・あんぜん取引サポート」に相談することもできます。

購入前のひと手間が、あとから大きな安心につながります。

そのiPhone、最新iOSに対応してる?機種選びは“使える期間”で判断しよう

価格の安さにつられて古いiPhoneを選んだものの、アプリがインストールできなかったり、OSの更新ができなかったりするケースは珍しくありません。安く買っても、使えなければ意味がない――だからこそ、iOSの対応状況は購入前に必ず確認すべきポイントです。

Appleのサポート対象かどうかで、“あと何年使えるか”が見えてくる

iPhoneは他のスマートフォンと比べて、長期にわたってOSアップデートが提供されるのが大きな特徴です。とはいえ、どの機種にも「Appleのサポートが終わるタイミング」は必ずやってきます。

現在の最新iOS(※2025年6月時点ではiOS 17)に対応していない機種を選んでしまうと、以下のようなリスクが発生します:

  • セキュリティアップデートが提供されず、ウイルスや不正アクセスの危険性が高まる
  • アプリがインストールできない、または動作しない
  • iCloudやAirDropなどのApple独自機能が正常に使えない

たとえば、iPhone 6s や iPhone 7のような古いモデルは、すでに最新iOSのサポート対象外です。そのため、いくら価格が安くても「サブ端末として一時的に使う」など、用途が明確でない限りはおすすめできません。

出品ページに「iOSバージョン〇〇」と書かれていることもありますが、不明な場合は以下のように出品者に質問しましょう:

「現在インストールされているiOSのバージョンを教えていただけますか?」

加えて、Apple公式サイトで「この機種は最新iOSに対応しているか」を確認しておくと、“あと何年使えるか”の見通しが立てやすくなります。

今は使えても安心できない?分割払い中の端末は将来「赤ロム化」する可能性も!

購入時には正常に動作していても、数週間後に突然「圏外」の表示しか出なくなる――これは、中古のiPhoneで実際に起こり得るトラブルです。その原因のひとつが、「分割支払い中の端末」を知らずに購入してしまうこと。“今使えるか”だけでなく、“今後も使い続けられるか”まで考えて選ぶことが大切です。

IMEIの「△」表示に要注意!支払い途中の端末は“未来の赤ロム”予備軍かも?

「赤ロム」の確認で登場したIMEI番号ですが、もうひとつ見逃せないのが、ネットワーク利用制限が“△”と表示されている端末です。

これは、元の購入者がまだ分割払い中で、完済していないことを意味します。現在は正常に使えていても、支払いが途中で滞れば、通信会社がその端末に利用制限をかけ、突然使えなくなってしまう=“赤ロム化”するリスクがあるのです。

メルカリの出品者の中には、「IMEI:●●●(ネットワーク利用制限△)」と正直に記載している人もいますが、あえて伏せているケースもあります。出品情報にIMEIが記載されていない場合は、購入前に必ず出品者に尋ねましょう:

「IMEI番号を教えていただけますか? ネットワーク利用制限の確認をしたいです。」

また、「一括購入済み」「残債なし」と明記されている出品は、比較的安全です。心配な場合は、その文言がある端末を選ぶと安心感が高まります。

“安いけど将来使えなくなるかもしれない端末”より、“やや高くても確実に使い続けられる端末”を選ぶ方が、結果的に満足度が高くなるでしょう。

要注意!“これは怪しい”と感じたらスルーすべき出品の特徴とは?

ここまで紹介してきたチェックポイントを押さえても、まだ油断は禁物。
メルカリには、見た目だけでは判断しづらい“ワナ”のような出品も紛れています。「この価格は魅力的だけど、本当に大丈夫?」と感じたら、一度立ち止まってチェックすべきポイントがあります。

「ジャンク品」「動作未確認」は初心者NGワード!

出品ページに「ジャンク」「動作未確認」などと記載されているiPhoneには要注意です。これらは基本的に、“壊れている可能性がある”ことを前提とした出品です。極端に価格が安く、説明欄に「起動未確認」「充電できるか不明」などの記載がある場合は、修理前提または部品取り目的である可能性が高いです。

こうした商品は、ある程度の修理スキルや専門知識がある人向け。一般ユーザーが正常に使えるiPhoneを求めているなら、絶対に手を出してはいけません。
「掘り出し物かも」と感じるかもしれませんが、“安物買いの銭失い”になるリスクが非常に高い出品です。

説明がやけにざっくり…情報が少ない出品は避けるべし

出品ページに記載されている情報が極端に少ない場合も要注意です。
たとえば「問題なく使っていました」「画像でご確認ください」など、具体的な状態説明がほとんどない場合、出品者が細かいチェックをしていないか、意図的に曖昧にしている可能性もあります。

信頼できる出品者であれば、以下のような情報がしっかり明記されているものです:

  • バッテリー最大容量
  • SIMロック解除済みかどうか
  • ネットワーク利用制限の状況(IMEI番号)
  • アクティベーションロック解除済み
  • 初期化・iCloudログアウトの有無

説明不足な出品は、仮に価格が安くても、あとからトラブルに発展するリスクが大きいです。不明点が多いときは、まず質問してみて、その返答の丁寧さから出品者の信頼度を判断するのが安全策です。

届いて終わりじゃない!iPhone到着後にすぐ確認すべきチェック項目

無事にiPhoneが届いても、「安心して使えるかどうか」はここからが本番です。
初期不良や設定トラブルに早めに気づくためにも、開封直後のチェックはスピード勝負。万が一のトラブルにも冷静に対処できるよう、届いたその日に確認すべきポイントを紹介します。

外観を入念にチェック!写真との違いはないか?

まず箱を開けたら、傷や破損がないか本体の外観を丁寧に確認しましょう。
チェックすべき箇所は以下の通りです:

  • 画面のヒビや傷
  • 背面ガラスの割れ
  • フレームの凹みやスレ
  • カメラレンズや充電口の状態

配送中にトラブルがあった可能性もありますし、出品ページの写真では見えづらかった細かい傷が目立つこともあります。「写真と明らかに違う」と感じたら、すぐに出品者へ連絡を。

動作確認はその日のうちに!主要機能をひと通りテストしよう

外見の次は、内部の機能が問題なく動くかの確認です。以下のような基本動作は、必ずその日のうちにチェックしてください:

  • 電源が正常に入るか
  • タッチ操作がスムーズか
  • カメラ(前後)・スピーカー・マイクに異常はないか
  • Face IDや指紋認証が使えるか
  • Wi-Fi・Bluetooth・モバイル通信が正常につながるか

ここで何か不具合が見つかれば、すぐに取引メッセージで出品者に報告しましょう。できれば写真や動画を添えて伝えると、状況が伝わりやすくなります。

アクティベーションロックの有無とApple IDの残留を確認

設定アプリを開いて、「iCloudのサインアウトがされているか」「“iPhoneを探す”がオフになっているか」を必ずチェックしましょう。これは、前述のアクティベーションロックと直接関係しています。

もし、設定時に「前の持ち主のApple IDを入力してください」と表示された場合、それはロックが解除されていない証拠です。この状態では使用できないため、すぐに出品者に解除を依頼してください。

トラブル対応の連絡は「取引メッセージ」から冷静に行動を

何か問題があった際には、まず出品者へ丁寧かつ冷静に連絡することが基本です。
メルカリの取引メッセージ機能を使い、状況を詳しく伝えましょう。
 

例:「届いたiPhoneに◯◯の不具合があるようです。写真を添付しましたのでご確認いただけますか?」

出品者が対応してくれない場合や、話がこじれてしまった場合には、メルカリ事務局に「事務局へ問い合わせる」からサポート申請を行うことができます。

やりとりの記録や写真は、万が一の返金・返品対応に備えて保存しておくのがおすすめです。

知っている人だけが得をする!メルカリでiPhoneを安く買う裏ワザとタイミング術

注意点をしっかり押さえたら、次は「どうやって少しでもお得に買えるか?」が気になるところですよね。

メルカリでは、出品タイミングや値下げ交渉の仕方を工夫するだけで、数千円〜1万円以上差が出ることもあります。知っているだけで損をしない、お得な購入テクニックをご紹介します。

狙い目は“タイミング”!価格が下がりやすい時期を活用しよう

メルカリでは、出品が急増するタイミングに狙いを定めることで、掘り出し物が見つかりやすくなります。特に以下の時期は要チェック:

  • 平日夜(21時~24時):仕事帰りに出品・購入が活発になるゴールデンタイム
  • 月末や月初:給料日前後は買い替えや断捨離のタイミングで出品が増加
  • 毎年9月以降(新型iPhone発売後):旧モデルの手放し出品が一気に増える

このような時期は、同じ機種でも出品数が増えるため価格競争が起こりやすく、相場より安く手に入れやすいのが特徴です。

お気に入りのモデルがあるなら、こまめに検索・お気に入り登録してチェックする習慣をつけておくと、チャンスを逃しません。

値下げ交渉は“マナー”が命!成功率を上げるメッセージ術

メルカリでは、値下げ交渉が当たり前のように行われていますが、やり方を間違えると逆効果になることも。いきなり無礼な値下げ要求をすると、出品者に敬遠されてしまいます。

おすすめのアプローチは次のような丁寧なメッセージです:

「購入を検討しております。大変恐縮ですが、○○円で即決させていただくことは可能でしょうか?」

このように、「即決」「丁寧な言い回し」「理由や意欲を伝える」の3つを意識すると、成功率がグッと上がります。

また、値下げをお願いする場合は、出品価格の5~10%以内を目安にするのがスマート。それ以上の大幅な交渉は、出品者に不快感を与えてしまう恐れがあります。

それでも値下げが難しいときは、

「今後お値下げのご予定はありますか?」

といった形で“様子見”の質問に切り替えるのも、ひとつの手です。

メルカリでiPhoneを買う前に知っておきたい!よくある質問Q&A集

赤ロムかどうかは、どうやって見分けるの?

出品ページに記載されている「IMEI番号」を使って、docomo・au・SoftBankの公式サイトで「ネットワーク利用制限」をチェックしましょう。
判定が「◯」なら問題なし、「△」は将来赤ロムになる可能性があり、「×」はすでに通信制限がかかっている状態なので避けるべきです。

iPhoneが届いたら、最初に何を確認すればいい?

まずは次の3点をチェックしましょう:

1. 外観に破損や傷がないか
2. 電源が正常に入り、基本機能が使えるか(カメラ、タッチ操作など)
3. アクティベーションロックが解除されており、Apple IDのログインを求められないか

届いた直後に確認すれば、万が一のトラブルにもすぐ対応できます。

「動作未確認」や「ジャンク品」と書かれているiPhoneは買って大丈夫?

原則としておすすめできません。
それらの出品は、正常に動作する保証がないことを意味しており、修理やパーツ取りが前提となっています。
初心者の方や、すぐに実用したい方は避けた方が無難です。

値下げ交渉ってしても大丈夫?失礼に思われませんか?

丁寧なやり取りであれば、値下げ交渉はまったく問題ありません。
いきなり「○○円にして」と言うよりも、

「購入を検討していますが、○○円で即決させていただくことは可能でしょうか?」

のように、即決の意思と丁寧さを伝えることがポイントです。
無理な金額交渉を避ければ、失礼にはなりません。

もしトラブルが起きたら、メルカリが対応してくれるの?

はい、メルカリには「あんしん・あんぜん取引制度」があります。
届いた商品が説明と違っていたり、使用できなかった場合など、取引メッセージや事務局への問い合わせを通じてサポートを受けることが可能です。
やり取りの履歴や写真などは、証拠として保管しておくとスムーズです。

まとめ|知っていれば防げる!メルカリで後悔しないiPhone購入のために

メルカリでiPhoneを購入するのは、一見するとドキドキしますよね。個人間取引である以上、誰でも「ちゃんと使えるかな」「トラブルに巻き込まれたらどうしよう」といった不安を抱えがちです。

でも、この記事でご紹介した10のチェックポイントをしっかり押さえておけば、そうした不安をグッと減らすことができます。
もう一度、ポイントを簡単におさらいしておきましょう。

✔ チェックポイントの振り返り

  1. IMEI番号を確認して赤ロムを回避する
  2. アクティベーションロックが解除されているか事前確認
  3. バッテリーの最大容量が80%以上あるかをチェック
  4. SIMロック解除済みかどうかを必ず見ておく
  5. 端末の外観や細かいキズは写真と説明で徹底確認
  6. Apple IDのログインが残っていない=初期化済みかを要確認
  7. 出品者の評価やプロフィールで信頼性を見極める
  8. 返品対応や保証の有無が明記されているか確認する
  9. 古いモデルはiOSサポート対象か調べておく
  10. 分割払い中の端末は将来赤ロムになるリスクがある

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