
クリックポストは、全国一律185円(税込)で送れる手軽な発送方法。
実は「郵便局留め(局留め)」にも対応していることをご存じでしょうか?
局留めを使えば、自宅住所を相手に知られずに荷物を受け取れるため、フリマ・オークション取引や旅行先での受け取りなど、プライバシーや利便性を重視する方にピッタリです。ただし、やり方を間違えると「受け取れないまま返送」なんて失敗も…。
この記事では、局留めのやり方、メリット・デメリット、トラブル防止のコツまで、画像イメージやチェックリスト付きでわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- クリックポストを郵便局留めにする方法がわかる
- 宛先の正しい書き方と記入例が理解できる
- 利用する際のメリットとデメリットがわかる
- 局留め対応の郵便局を探す方法がわかる
- トラブルを防ぐための注意点と解決策がわかる
クリックポストで局留めはできる?

結論から言うと、クリックポストでも局留めは可能です。
ただし、宛先の書き方や受け取り条件を間違えると、自宅に戻される可能性があります。
局留めの主なメリットは以下の通りです。
メリット | 詳細 |
住所を相手に知らせず受け取れる | フリマやオークション取引でも安心 |
好きな郵便局で受け取れる | 外出先や旅行先の近くでも指定可能 |
再配達不要 | 自分のタイミングで受け取れる |
局留め対応の郵便局を探す方法
すべての郵便局で局留めできるわけではありません。
クリックポストの場合は局留め対応局か事前に確認するのが鉄則です。
探し方:
- 日本郵便公式サイト「郵便局・ATMを探す」にアクセス
- エリア検索または地図から郵便局を選択
- 「取扱サービス」欄で「局留めサービス対応」の記載を確認
旅行先や仕事帰りに寄れる駅近の郵便局を選べば、受け取りがスムーズになります。
宛先住所欄の正しい書き方

局留め利用の最大のポイントは宛先の書き方です。
郵便局名+「局留」を必ず明記し、住所と氏名も正確に記載します。
記載例(東京中央郵便局の場合)
〒100-8994
東京都千代田区丸の内2-7-2
東京中央郵便局留
山田 太郎 様
注意点:
- 郵便局の住所と郵便番号を正確に記載
- 「郵便局留」の表記を忘れない
- 氏名は本人確認書類と完全一致(旧字体・スペースも含む)
受け取りに必要なものと営業時間
必要な本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 学生証・健康保険証(局によっては写真付き必須)
営業時間の確認
- 多くの郵便局:平日9時〜17時
- 「ゆうゆう窓口」併設局:夜間・休日も受け取り可
郵便局タイプ | 受け取り可能時間 |
通常の郵便局 | 平日9:00〜17:00 |
ゆうゆう窓口 | 平日・休日夜間対応(例:〜21:00) |
メリット・デメリットまとめ

メリット
- 住所を知られずに受け取れる
- 好きな場所・時間を選べる
- 再配達不要
デメリットと解決方法
デメリット | 解決策 |
---|---|
対応局を探す必要あり | 郵便局公式サイトの「郵便局・ATMの検索」で局留め対応局を事前に検索 地図検索を使えば旅行先や出張先でも探せます。 |
保管期間は10日間程度 | 出張や旅行の予定がある場合は受け取り可能日を事前に調整 保管期限が短い場合は、到着予定日に受け取りに行くスケジュールを組むと安心。 |
到着通知はなし(自分で追跡) | 郵便局の追跡サービスをブックマークして毎日確認 クリックポストの追跡サービスをブックマークしておき、到着予定日の午前中にチェック。 スマホのリマインダー機能を使うと受け取り忘れ防止に効果的。 |
局留めを指定したのに届かない場合の対処法
局留めを指定したはずなのに荷物が届かない場合、まずは追跡番号で配達状況を確認しましょう。
もし「持ち戻り」や「返送」と表示されている場合は、宛先や住所の記載ミスが原因であるケースが多いです。
よくあるミス例:
- 郵便局名の後に「局留」と書き忘れ
- 受取人名が身分証と一致していない
この場合は差出人に連絡を取り、再発送を依頼するしかありません。
予防策として、発送前に宛先と名前を必ずダブルチェックしましょう。
トラブル防止のチェックリスト
発送前に次の5つを確認すれば、ほとんどのトラブルは防げます。
- 保管期限内に受け取る
- 局留め対応局か確認
- 宛先に「郵便局留」を明記
- 氏名は身分証と完全一致
- 追跡番号で到着確認
クリックポスト局留めの送料や料金体系
クリックポストは全国一律185円(税込)(2025年現在)。
局留めにしても追加料金はかかりません。
例えば、東京から北海道まで送っても185円で済みます。
支払いはYahoo!ウォレットやAmazon Payなどで完結し、切手や現金の準備は不要です。
他の配送サービスとの局留め比較
サービス名 | 料金(2025年) | サイズ上限 | 特徴 |
---|---|---|---|
クリックポスト | 185円(税込) | 長辺34cm・厚さ3cm以内・1kgまで | 全国一律・追跡あり・安い |
ゆうパック | 810円〜 | 170サイズまで | 着日指定可・大型荷物対応 |
レターパック | 370円 or 520円 | A4・4kgまで | 全国一律・追跡あり |
ヤマト運輸営業所留め | 700円〜 | 160サイズまで | 24時間対応拠点あり |
使い分けのポイント
- 大型荷物や日時指定が必要 → ゆうパック・ヤマト
- 小型&安さ重視 → クリックポスト
- 書類や軽量品 → レターパック
FAQ(よくある質問)
まとめ
クリックポストの局留めは、正しいやり方を押さえれば非常に便利です。
- プライバシーを守れる
- 好きな場所・時間で受け取れる
- 再配達不要
旅行先やフリマ取引、日常の荷物受け取りなど、知っておくと役立つテクニック。
「宛先の正確記載」「対応局の事前確認」「追跡チェック」の3つを守って、安全に活用しましょう。