
パクチー(コリアンダー)が気になっているけれど、どこで買えるのか、どうやって育てるのか迷っていませんか?実は、入手方法から栽培法まで知っておくと、もっと手軽にパクチーを楽しむことができるんです。
この記事わかること:
- スーパーや専門店での賢い購入方法と価格相場
- 通販で失敗しない注文のコツと配送時の注意点
- プランターでの栽培方法と収穫までのスケジュール
- 購入後の保存方法と長持ちさせるテクニック
- 苦手な人でも美味しく食べられるレシピのアイデア
エスニック料理の定番として知られるパクチーですが、実は和食にもよく合い、サラダからスープまで幅広く活用できます。新鮮なパクチーを手に入れて、さらには自分で育てることで、料理の幅がぐっと広がりますよ。
それでは、パクチーの世界をより深く知るために、基本的な特徴から見ていきましょう。
パクチー(コリアンダー)とは|基礎知識と活用シーン
パクチー、または英語圏でコリアンダーと呼ばれるこのハーブは、実は私たちの身近にあるセリ科の植物です。その特徴的な香りから「香菜」とも呼ばれ、世界中で愛されています。
まずは、このユニークなハーブについて、基本的な特徴から見ていきましょう。
パクチーの特徴と基本情報
パクチーの原産地は、地中海沿岸から中東地域とされています。そのため、これらの地域の料理には欠かせない存在となっているのです。
実は、パクチーの香りの正体は「デカナール」という成分にあります。この成分は柑橘系の香りに似ているため、爽やかな印象を与えるのです。
しかしながら、この香りを「石鹸のよう」と感じる人がいるのも事実です。これは遺伝的な要因によるもので、決して好き嫌いの問題ではありません。
また興味深いことに、パクチーには葉だけでなく、茎や種子まで利用できます。特に種子は「コリアンダーシード」として、スパイスの定番となっているのです。
世界各地での呼び名と使われ方
それでは、世界各地でのパクチーの親しまれ方を見ていきましょう。その土地ごとの特徴的な使い方を知ることで、より幅広い活用方法が見えてきます。
地域 | 特徴的な使い方 |
---|---|
タイ | ・スープやカレーの仕上げに生のパクチーをたっぷりと添える ・ソムタム(青パパイヤのサラダ)の定番トッピング |
ベトナム | ・フォーやバインミーに欠かせないハーブとして使用 ・生春巻きの具材として他のハーブと共に使用 |
メキシコ | ・サルサやワカモレの風味付けに使用 ・タコスのトッピングとして生のパクチーを添える |
インド | ・スパイスとして種子(コリアンダーシード)を多用 ・チャットなどの軽食にも生のパクチーを添える |
中東 | ・タブーレなどのサラダに刻んで使用 ・ファラフェルのハーブとして使用 |
中国(主に雲南省) | ・麺類や鍋料理の薬味として ・炒め物にも使用 |
では次に、このパクチーをどのように入手できるのか、具体的な購入方法を詳しく解説していきます。特に初心者の方に向けて、失敗しない選び方のポイントをお伝えしていきましょう。
パクチー(コリアンダー)の購入方法|店舗・通販の価格相場と選び方
パクチーの入手方法は、実は想像以上に多様です。ここでは、初心者の方でも迷わず購入できるよう、場所ごとの特徴と選び方のコツをご紹介します。
スーパーでの購入ポイントと価格相場
一般的なスーパーマーケットでは、パクチーは青果コーナーのハーブ売り場に並んでいます。値段は、一束(15~20g)で150円から300円程度が相場となっています。
たとえば、イオンやライフなどの大手スーパーでは、年間を通して比較的安定して入手できます。特に、アジア食材を多く扱う店舗では、品質の良いものが見つかりやすいでしょう。
ただし、一つ注意が必要です。
スーパーでのパクチーは、鮮度が命です。葉が生き生きとしていて、黄ばみや傷みがないものを選びましょう。
また意外なことに、購入のベストタイミングは午前中です。特に開店直後は、新鮮な商品が並んでいることが多いのです。
専門店・アジア食材店での入手方法
一方、アジア食材専門店では、より本格的なパクチーに出会えます。こちらの方が一般的なスーパーより安価で、量も多めになっています。
例えば、新大久保や池袋など、アジアンタウンの食材店では、一束100円程度で購入できることもあります。また、根付きのものも手に入りやすいのが特徴です。
では次に、品質の良いパクチーを選ぶ具体的なポイントと、通販での注文方法について詳しく見ていきましょう。
通販での注文方法と鮮度を保つコツ
生鮮食品の通販は、実は想像以上に便利になっています。パクチーも例外ではなく、新鮮な状態で自宅に届けてもらえるのです。
たとえば、楽天市場やAmazonでは、生のパクチーを取り扱う専門店が増えています。価格は送料込みで1束(約30g)800円から1,500円程度となっています。
また、最近では産地直送の通販サイトも人気です。特に契約農家から直接購入できるサービスでは、朝摘みパクチーを即日発送してくれることも。
しかしながら、通販での購入には注意点もあります。まず、配送時の温度管理が重要です。真夏は保冷剤付きのクール便を選択しましょう。
次に、配達日の指定も大切なポイントです。留守が多い方は、確実に受け取れる日時を選びましょう。玄関先での長時間の放置は、鮮度低下の原因となります。
さらに興味深いことに、最近では定期購入サービスも登場しています。毎週や隔週で決まった量を届けてもらえるため、常にフレッシュなパクチーを楽しめます。
通販で注文したパクチーは、到着後すぐに開封して状態を確認します。そして、適切な方法で保存することで、より長く鮮度を保つことができるのです。
パクチー(コリアンダー)の保存方法と長持ちのコツ
- 冷蔵保存の場合
- パクチーの根元を1センチほど切り落とします。
- 新聞紙やキッチンペーパーで優しく水気を拭き取ります。
- キッチンペーパーに包む
- 茎を下にしてジップロックなどの保存袋に立て、野菜室で保存
- 冷凍保存の場合
- 細かく刻み、製氷皿に入れ、オリーブオイルを軽くかけ、冷凍庫へ
では次に、保存したパクチーを使った具体的なレシピをご紹介しましょう。パクチー初心者の方でも美味しく食べられる調理法をお伝えします。
パクチー初心者向けおすすめレシピ5選
パクチーを初めて料理に取り入れる方でも安心して作れるレシピをご紹介します。
香りを控えめにしつつ、パクチーの魅力を徐々に楽しめる料理ばかりですので、ぜひチャレンジしてみてください。
まずは、和風アレンジからご紹介していきましょう。

和風アレンジレシピ
パクチーは意外にも和食との相性が抜群です。和食の繊細な味わいとパクチーの爽やかな香りが見事に調和する、新しい和風レシピをご紹介します。まずは、さっぱりとした大根おろしと豆腐を使ったヘルシーなサラダから始めましょう。
1. パクチー香る和風おろしサラダ
材料(2人分):
- パクチー 1束
- 大根 1/4本
- 豆腐 1/2丁
- ごま油 小さじ1
- めんつゆ 大さじ2
- すりごま 適量
作り方:
- 大根をおろし、水気を切る
- 豆腐を一口大に崩す
- パクチーをみじん切りにする
- 器に豆腐、おろし大根、パクチーを盛り付け
- めんつゆとごま油をかけ、すりごまをトッピング
2. パクチー香る鶏ひき肉の和風つくね
材料(2人分):
- 鶏ひき肉 200g
- パクチー 1/2束
- 玉ねぎ 1/4個
- 生姜 少々
- 卵 1個
- 片栗粉 大さじ2
- 塩こしょう 少々
- 醤油 大さじ2
作り方:
- パクチー、玉ねぎ、生姜をみじん切り
- ボウルに鶏ひき肉、パクチー、玉ねぎ、生姜、卵、片栗粉を入れ混ぜる
- 小判型に成形し、フライパンで焼く
- 醤油をからめて完成
定番エスニック料理での活用法
パクチーは様々なエスニック料理に欠かせない食材です。中でも代表的な料理として、タイのガパオライスとベトナムの生春巻きをご紹介します。これらは家庭でも比較的簡単に作ることができる人気メニューです。
3. タイ風ガパオライス
材料(2人分):
- パクチー 1束
- 鶏ひき肉 200g
- ニンニク 2片
- 唐辛子 1本
- ナンプラー 大さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 揚げ卵 2個
- ご飯 2膳分
作り方:
- ニンニク、唐辛子をみじん切り
- フライパンで鶏ひき肉を炒める
- 調味料を加えて炒める
- 器にご飯を盛り、炒めた鶏肉をのせる
- 最後にパクチーをたっぷりのせる
4. ベトナム風生春巻き
材料(4本分):
- 生春巻きの皮 4枚
- パクチー 1/2束
- ライスペーパー 4枚
- 茹でたエビ 8尾
- レタス 4枚
- ビーフン 適量
- ディップソース用の魚醤 大さじ2
- ライム汁 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
作り方:
- ビーフンを茹でる
- ライスペーパーを水にくぐらせる
- レタス、エビ、ビーフン、パクチーを巻く
- ディップソースを作り添える
少量から試せる簡単レシピ
5. トマトとパクチーのワンプレートサラダ
材料(1人分):
- パクチー 少量(10g程度)
- トマト 1個
- モッツァレラチーズ 30g
- オリーブオイル 小さじ1
- レモン汁 小さじ1
- 塩こしょう 少々
作り方:
- トマトを一口大に切る
- モッツァレラチーズを同じ大きさに切る
- パクチーをちぎる
- 皿に盛り付け、オリーブオイル、レモン汁、塩こしょうをかける
パクチー料理のコツ
パクチーを料理に使う際は、その香りと風味を最大限に活かすことが大切です。
以下に、パクチーを美味しく使うためのポイントをまとめてみましょう。

パクチーを美味しく使うためのヒント
- 香りを活かすため、料理の最後に少量を散らす
- 生で食べると香りが最も強く感じられる
- 刻みすぎると香りが飛んでしまうので、大まかにちぎるのがおすすめ
- 苦手な人には量を控えめにする
初心者の方も、これらのレシピを通じてパクチーの魅力を発見してください!美味しく、楽しくチャレンジしてみてください。
それでは次に、初心者でも簡単にお家でパクチーの栽培方法をお知らせしますね。
初心者でも簡単!パクチーの栽培法完全ガイド
パクチーは意外と育てやすい herb です。プランターでの栽培方法を詳しく解説していきましょう。まずは必要な道具と準備から見ていきましょう。
プランターでの栽培に必要な道具と準備
必要な道具
- プランター
- 深さ20cm以上の鉢
- 排水穴のある容器を選びましょう
- 推奨サイズ:幅30cm × 奥行20cm程度
- 土と栄養
- 水はけの良い培養土
- プランター用の軽い土
- オススメの土の構成:
- 園芸用土:6割
- 腐葉土:3割
- パーライトまたは砂:1割
- 栽培に必要な道具
- じょうろまたは霧吹き
- 小さなスコップ
- 園芸用手袋
- 剪定ばさみ
- 温度計
- 日よけネット(必要に応じて)
事前準備のポイント
- プランターの場所を決める:
- 半日陽が当たる場所
- 風通しの良い場所
- できるだけ午前中の柔らかな日光が当たる場所
種まきから収穫までの栽培スケジュール
パクチーを上手に収穫するには、適切なタイミングで作業を進めることが重要です。それでは、最も大切な種まきの時期から詳しく見ていきましょう。
種まきの時期
- 春(3月〜4月): 最適な種まき時期
- 秋(9月〜10月): セカンドシーズン
栽培カレンダー
段階 | 日数 | 注意点 |
---|---|---|
種まき | 0〜7日 | 土の温度18〜22℃を維持 |
発芽 | 7〜14日 | こまめな水やり |
本葉の展開 | 14〜30日 | 間引きを行う |
収穫適期 | 30〜45日 | 葉が十分に育ったら収穫 |
栽培のステップ
- 種まき
- 土を軽く耕す
- 種を1cm間隔で浅く播種
- 薄く土をかぶせる
- 霧吹きで優しく水をやる
- 発芽後の管理
- 本葉が2〜3枚になったら間引き
- 株間を10cm程度に
- こまめな水やり
- 栽培管理
- 週1〜2回の追肥
- 液体肥料を薄めて使用
- 土の表面が乾いたら水やり
- 収穫
- 葉が15cm程度に成長したら収穫可能
- 葉の先端から切り取る
- 根元を残すと再生可能
トラブル対策:よくある失敗と解決方法
1. 種が発芽しない
- 原因:
- 土の温度が低すぎる
- 水やりが不足
- 対策:
- 室内や温かい場所で栽培
- こまめな水やり
- マルチングで土の温度を安定させる
2. 葉が黄色くなる
- 原因:
- 過剰な水やり
- 栄養不足
- 対策:
- 水やりを調整
- 追肥を行う
- 排水性を改善
3. 虫害対策
- よくいる害虫:
- アブラムシ
- ハダニ
- 対策:
- 植物性の殺虫剤を使用
- 天敵を利用
- 定期的な観察と早期発見
4. ボルティング(抽苔)の防止
- 原因:
- 気温上昇
- 日照時間の増加
- 対策:
- 遮光ネットの使用
- こまめな収穫
- 暑い時期は栽培を避ける
栽培のヒント
- 連作を避ける
- 毎年場所を変える
- 有機肥料を活用する
- 多めに種をまき、間引きする
パクチー(コリアンダー)Q&A|よくある質問とこたえ
パクチーの栽培や管理について、みなさんからよく寄せられる疑問にお答えします。特に収穫後の扱い方は重要なポイントですので、保存方法を詳しく解説していきましょう。

パクチー嫌いでも美味しく食べられる方法
パクチーの栽培について
栽培時のトラブルシューティング
保存期間と品質の見分け方
まとめ
パクチー(コリアンダー)は、その独特の香りから苦手とする人も多いハーブですが、正しい知識と工夫次第で誰もが楽しめる食材です。
栽培から保存、料理の仕方まで、さまざまな角度からパクチーの魅力と可能性を探りました。
遺伝的な香りの感じ方の違いを理解し、調理法を工夫することで、より多くの人がパクチーを楽しめるようになるでしょう。