スターバックスは世界中で愛されるコーヒーショップですが、メニューの豊富さとサイズの多様性から、何を選べばよいか迷うことも多いでしょう。
この記事では、スターバックスのさまざまなドリンクサイズの選び方と、注文時の小技を解説し、毎回の訪問をより楽しく、そして少しでもお得にする方法をご提案します。それでは、まずはスターバックスでの基本的な注文方法から見ていきましょう。
スターバックスでの注文が初めてでも安心！基本のオーダー方法
『スターバックスコーヒー（スタバ）』は、アメリカ・シアトルから世界へ広がった有名なコーヒーチェーン店です。海外からのブランドであるため、メニューやドリンクのサイズ表記が独特で、注文時に戸惑うこともあるでしょう。
ここではスタバ初心者の方向けに、スタバでのオーダー方法を明確に解説します！注文は以下の5つのステップで進めます。
1.ドリンクの種類を決める
2.ホットかアイスを選ぶ
3.サイズを選ぶ
4.カスタマイズの指定（何か特別に注文したい場合）
5.受取カウンターで待つ
次に、詳細な注文の手順を解説していきます。
スターバックスでの注文ステップ｜メニュー選びから受け取りまで
1.メニューをチェックしてドリンクを選ぶ
スタバに入ったらまず、メニューパネルをチェックします。メニューパネルは、店員さんがいるカウンター上にあります。あるいは、レジのメニュー表を見ながら商品を選びます。
メニューの配置は、ほぼ決まりがあるので覚えておくと簡単に探せます。上部に季節の特別メニューがあり、左側にはコーヒー関連の選択肢が並んでいます。左下はティー専用メニュー、中央にはエスプレッソベースのドリンク、右側にはフラペチーノ、そして右下はカスタマイズオプションが表示されています。エスプレッソメニューにはアメリカーノやラテなどが含まれています。
フードを希望する場合、これらのメニュー表には記載されていないため、レジの横にあるガラスケースから選んでください。
【豆知識】
スタバには「カフェオレ」という名前のドリンクはありませんが、「カフェミスト」という名前で似た飲み物が提供されています。カフェオレとはフランス語で、カフェミストはイタリア語で、どちらも「コーヒー牛乳」を意味します。カフェオレを求める場合は「カフェミスト」を頼むとよいでしょう。
2.ホットかアイスを選択
次に、ドリンクをホットかアイスかで選びます。フラペチーノはアイス専用で、カプチーノやティーラテはホット専用となっています。また、アイスドリンクはホットよりカロリーが少なめの場合が多いため、カロリーを気にする方はアイスを選ぶのも良いでしょう。
3.サイズの選択
次に、お好みのドリンクサイズを選びましょう。
スタバでは、以下の4つのサイズから選べます。「ショート」は約240ml、「トール」は約350ml、「グランデ」は約470ml、「ベンティ」は約590mlです。選択に迷った場合は、トールを標準サイズとして選ぶと良いでしょう。また、季節限定のドリンクや特定の店舗では、トールサイズのみの取り扱いがあることもあります。
4.ドリンクをカスタマイズ
ドリンクのカスタマイズを希望する場合は、多様なオプションが選択できます。ミルクを豆乳やAlmondミルクに代えたり、シロップをはちみつにするなど、お好みで調整可能です。
メニューの右下にカスタマイズ項目があります。チョコレートソース、キャラメルソース、ホイップクリームなどは、無料で提供されています。画像を参照しながら、ドリンクを自分好みにアレンジしてみてください。
注文時には、テイクアウトか店内での利用かも選んでくださいね。
5.カウンターで受け取り
お会計を済ませた後は、レシートを受け取り、商品が出来上がるのを受け取りカウンターで待ちます。
完成したドリンクやフードは店員さんが名前を呼んで知らせてくれます。「〇〇フラペチーノ、トールサイズ」という形で、ほとんどが商品名での呼び出しです。
海外の場合は、注文時にあなたの名前を聞かれます。カップに名前を記載して商品が出来上がったら名前を呼ばれるシステムになっています。海外のスタバに行った時に、これを知っていればなんで名前？と驚かずに済みますね。本名を言わなくても、ニックネームでも問題ありませんので、ご安心下さい。
スターバックスのサイズ一覧と選び方｜初心者でも迷わないサイズ解説
日本のスターバックスでは、4つの異なるサイズが提供されています。
サイズの種類:（小さい～大きい順）
ショート（Short）
トール（Tall）
ベンティ（Venti）
グランデ（Grande）
各サイズの具体的な容量は、公式サイトなどでは表示されていません。そのため、注文前にそれぞれのサイズがどれくらいの量かを把握したいと考えている方も多いでしょう。 そこで次に大まかな量ですが、表にまとめましたのでご参照ください。
サイズの違いを知ろう
スターバックスの実際のサイズ容量は以下のように異なります。ここでは一般的な基準となるアメリカと日本での容量を比較していますが、多少の誤差が出ることがあります。
注意：これはあくまで目安です。注文の内容によって、実際に提供される量は多少前後することがあります。
| サイズ名 | アメリカ（ml） | 日本（ml） |
|---|---|---|
| ショート (Short) | 236 ml | 240 ml |
| トール (Tall) | 354 ml | 350 ml |
| グランデ (Grande) | 473 ml | 470 ml |
| ベンティ (Venti) | 591 ml (ホット), 709 ml (アイス) | 590 ml (ホット), 590 ml (アイス) |
| トレンタ (Trenta) | 916 ml (アイスのみ) | – （日本では提供なし） |
ホットドリンクの場合、ミルクやホイップクリームの有無が液量に影響します。フタを閉じるため、ミルクやホイップクリームありの場合は液量が減る傾向にあります。
一方、アイスドリンクは氷の量によっても液量が変わります。氷を省くと液量が減少しますが、特定のドリンクは無料で量を増やせます。アイスコーヒーやアイスティー、アイスココア、アイスミルクが該当し、ある程度で増量可能です。氷を抜いた際には、追加で量を増やしてもらえるよう店員さんに頼むことができます。
またフラプチーノの場合も、ホイップクリームの有無により液量に差が生じるます。
次に、各サイズの詳細について説明します。
スターバックスのサイズの由来
ショート (Short) サイズ：240ml
スターバックスのメニューに登場する最小サイズです。「ショート」は「短い」「小さい」と意味します。最初は基本サイズでしたが、大きなサイズが増えるにつれ、現在では小さいオプションとして提供されています。
トール (Tall) サイズ ：350ml
「トール」は「背が高い」という意味。元々はショートの上のサイズで、今では一般的な選択肢として人気です。この名前から「大きい」というイメージが感じられます。
グランデ (Grande) サイズ : 470ｍl
「グランデ」とはイタリア語で「大きい」。スターバックスのグローバル展開に伴い、異文化からインスピレーションを受け名付けられました。英語の「グランド」に似ており、より大きさを感じさせる名前です。
ベンティ (Venti) サイズ : 590ml
「ベンティ」はイタリア語で「20」。これは20オンス（約591ml）を指し、より大きなサイズを求める声に応えて作られました。特にアイスドリンクで人気があります。
スターバックスのサイズ名の背景には興味深いエピソードがあります。創業者ハワード・シュルツは、成長期のスターバックスでイタリアのカフェ文化に触れ、深い印象を受けました。その結果、エスプレッソバーやイタリア語のメニュースタイルが彼の創造性を刺激し、これがサイズ名に反映されています。
特に、「グランデ」と「ベンティ」という名前は、イタリアでの体験からインスピレーションを得たものです。また、「トール」はより大きなサイズを求める声に応えて追加されましたが、今では標準的なサイズとして広く認知されています。
スタバでコスパが良いサイズはどれ？お得な選び方を解説
スタバでの一番良いコスパは、ベンティだと答える方が大半です。以下がその理由です。
ベンティサイズのコストパフォーマンス
ベンティサイズは価格がやや高いものの、提供される量が格段に多いため、コストパフォーマンスに優れています。価格差を考えても、ベンティは量あたりで最も経済的とされています。
ドリンク量とカスタマイズの魅力
ホットまたはアイスドリンクをより飲みたい場合、ベンティサイズは最も適切な選択です。長時間の楽しみや、より多くのカフェインを求める方には特に推奨されます。
ベンティサイズは、他のサイズに比べてカスタマイズの効果が非常に顕著です。例えば、追加のエスプレッソショットやフレーバーシロップ、さらにはトッピングの増量など、ベンティの大容量はこれらのカスタマイズを受け入れやすくなっています。そのため、個人の好みに合わせた独自のドリンクを作りやすくなります。
スターバックスサイズ別価格とコスパを徹底比較
サイズごとの価格例（円）
以下は日本のスターバックスのおおよその価格です。店舗や地域によって若干の違いがある可能性がありますので、参考価格としてください。
- トール (Tall): 約350ml – 価格例: ¥360
- グランデ (Grande): 約470ml – 価格例: ¥410
- ベンティ (Venti Hot): 約590ml – 価格例: ¥460
- ベンティ (Venti Ice): 約710ml – 価格例: ¥460
これらの価格をもとに、mlあたりのコストパフォーマンスを計算してみましょう。
コストパフォーマンスの計算方法
各サイズごとのコスパは右の計算式に基づき割り出しました。
- トール (Tall): 0.97 ml/円
- グランデ (Grande): 1.15 ml/円
- ベンティ (Hot): 1.28 ml/円
- ベンティ (Ice): 1.54 ml/円
この計算からも、アイスのベンティサイズが最もコストパフォーマンスが良いことがわかります。ホットドリンクの場合でも、ベンティサイズが他のサイズに比べて価格あたりの量が多く、経済的です。特にアイスドリンクを選ぶ際はベンティサイズを選ぶと、より多くのドリンクを得ることができます。
まとめ
この記事では、スターバックスでの効果的な注文方法を解説しました。初心者から上級者まで、スターバックスのメニューを理解し、お気に入りのドリンクを選び、カスタマイズする方法を学ぶことができます。ステップごとの注文プロセスから、各ドリンクサイズの解説、コストパフォーマンスに優れたベンティサイズの利点まで、あなたのカフェ体験を向上させる情報が満載です。これでスターバックスの次回訪問時もスムーズに、そしてより楽しく注文できるようになるでしょう。