削除したポストがなぜ見えるのでしょうか?
相手がポストを読んだ後、タイムラインの更新がなければ、削除されたポストも表示され続けます。
タイムラインは、画面をスワイプまたはホームをタップして更新します。
さらに、削除前にリポストされた場合、その内容はフォロワーのタイムライン上に残ります。彼らが更新するまでは、消えないのです。しかし、表示前に削除すれば、更新後にはポストは消えています。
削除後も残るポストの理由
通常、フォロワーがタイムラインを更新することで、削除したポストは画面から消えるはずです。ですが、いくつかの状況では削除したポストが依然として表示されることがあります。
キャッシュによる影響
特にPC版X(Twitter)では、キャッシュの影響で削除済みのポストが表示され続けることがあります。キャッシュは情報を一時保存する機能で、読み込んだポストがしばらくの間、ローカルに保持されます。
これが原因で、古いポストがタイムラインに残ることがあるため、問題を解決するにはキャッシュをクリアする必要があります。
更新されていないタイムライン
また、相手がタイムラインを更新していない場合、あなたがポストを削除してもそのポストは相手の画面に表示され続けます。相手がページをリフレッシュすれば、この問題は解決します。
Togetterを使っている
このTogetterでポストをまとめている場合、そのポストはTwitter上で削除してもTogetterでは残り続けます。Togetterは個々のツイートをまとめて公開するサービスで、まとめ内のツイートを削除するには、Togetterでの削除手順に従う必要があります。以下にその手順を解説しますので、ご活用下さい
Togetterでの削除手順
- まとめページにアクセス
まずは、削除したいツイートが含まれているTogetterのまとめページを開きます。 - 編集モードに入る
まとめページの右上にある「▼」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「編集」を選択します。 - 削除したいツイートを探す
編集モードでは、まとめに含まれる全てのツイートがリスト形式で表示されます。削除したいツイートを見つけます。 - ツイートの削除
削除したいツイートの横にあるチェックボックスをクリックして選択し、ページの下部にある「選択したツイートを削除」ボタンをクリックします。 - 変更の保存
すべての変更を完了した後、変更を保存するために「更新する」または「変更を保存」ボタンをクリックします。
これらの手順を完了することで、Togetterのまとめから特定のツイートを削除することができます。ただし、Togetterにログインしている必要があり、また、そのまとめを作成したアカウントである必要があります。他のユーザーが作成したまとめのツイートは削除できませんので、その点には注意が必要です。
RSSリーダーに登録
他のユーザーがあなたのXアカウントをRSSリーダーに登録している場合は、ポストを削除しても、その情報はRSSリーダーに残り続けます。RSSは記事やポストをリアルタイムで配信する技術であり、一度配信された内容は購読者のリーダーから自動的に消えないため、情報が残ることがあります。この問題に対処する方法の一つとして、アカウントを非公開に設定することが効果的です。
これを理解し、適切に対処することで、SNSでのプライバシーを効果的に管理できます。
アカウント削除時のツイートの扱い
アカウントを削除した場合、関連するツイートも通常は削除されます。しかし、これらのツイートがデータベースから完全に消去されるまでには時間がかかるため、短期間情報が残ることがあります。特定の問題があるツイートには、事前に適切な対応をすることが重要です。
自分のツイートの確認方法
Twitterでは、自分のデータアーカイブをダウンロードすることができます。このアーカイブには、ツイート履歴、ダイレクトメッセージ、クリックしたリンクの履歴などが含まれていますが、削除されたツイートは含まれていません。削除する前に特定のツイートを保存しておきたい場合は、アーカイブのダウンロードをお勧めします。
アーカイブのダウンロード方法
Twitterのデータアーカイブをダウンロードする手順は以下の通りです:
- PCからTwitterにログイン
ブラウザを開いてTwitterの公式サイトにアクセスし、ログインします。 - ナビゲーションメニューから「もっと見る」をクリック
画面左側またはアプリメニューから「もっと見る」オプションを選びます。 - 「設定とプライバシー」へ進む
「もっと見る」の後に表示されるメニューから「設定とプライバシー」を選択します。 - 「アカウント」セクションを選択
設定メニュー内の「アカウント」オプションをクリックします。 - 「Twitterデータ」をクリック
アカウント設定の中にある「Twitterデータ」を見つけてクリックします。 - パスワードの入力
セキュリティを確保するため、パスワードを要求されることがあります。指示に従ってパスワードを入力し、「確認」をクリックします。 - アーカイブをダウンロード
「アーカイブをダウンロード」のオプションが表示されるので、これを選択します。すると、登録しているメールアドレスにダウンロードリンクが含まれたZipファイルが送信されます。 - Zipファイルの受け取りと解凍
メールを受信したら、添付されているZipファイルをダウンロードし、解凍します。 - tweet.jsファイルの開き方
- 解凍したフォルダの中にあるdataフォルダを開き、中の
tweet.js
ファイルをブラウザで開くと、過去の全ツイート履歴を閲覧することができます。
- 解凍したフォルダの中にあるdataフォルダを開き、中の
削除された他人のツイートを閲覧する方法
削除された他人のツイートを閲覧する方法について、いくつかの手段を紹介します。
ツイート検索の活用
フォロワー数が多いユーザーのツイートは、削除された後も誰かがスクリーンショットを保存している場合があります。これらのスクリーンショットが含まれる返信が見つかることもあるため、積極的に探してみると良いでしょう。
Twilogを利用する
Twilogはユーザーのツイートをブログ風に表示するサービスで、ユーザーが登録していればそのアカウントのツイートが削除された後もアクセス可能です。該当するユーザー名を入力し「GO」ボタンを押すことで、削除されたツイートを閲覧できます。
ブラウザのキャッシュを利用する
パソコンGoogleなどの検索エンジンで「https://twitter.com/ユーザー名(@を除く)」と検索します。検索結果から「キャッシュ」をクリックすると、保存されたページが表示されることがあります。この方法で、最近削除されたツイートでも閲覧可能な場合があります。
RSSリーダーを使う
対象のTwitterアカウントを事前にRSSリーダーに追加しておく必要があります。これにより、追加されているアカウントの削除されたツイートも閲覧できることがあります。頻繁にツイートを削除するユーザーやアカウント消失が問題になりうるユーザーは、事前にリーダーに登録しておくと良いでしょう。
Nitterの使用
Nitterは広告なしでTwitterを閲覧できるサイトで、削除されたばかりのツイートでも、Nitterを通じてまだ確認できる場合があります。
これらの方法を利用することで、削除されたツイートに再びアクセスすることが可能になります。
まとめ
この記事では、SNS上で削除されたポストやツイートがなぜ残って見えることがあるのか、そしてそれらをどうやって見つけることができるのかを解説しました。キャッシュ、RSSリーダー、Twilog、ブラウザのキャッシュ機能など、さまざまな方法を通じて削除されたコンテンツにアクセスする方法を紹介しました。これらの情報を理解し適切に活用することで、SNSでのプライバシー管理や情報アクセスがより効果的に行えるようになります。