七五三のお参りを考えていても、11月15日は仕事や園・学校の予定が重なり、家族全員の都合がつかないことがありますよね。七五三は11月15日以外にお祝いしても問題ありません。明治神宮も、現在では11月15日にこだわらず、家族の都合のよい日に行われていると案内しています。
ただし、お参りする日をずらす場合は、ご祈祷の受付期間と千歳飴などの授与期間が神社によって異なる点に注意が必要です。この記事では、10月・11月後半・12月以降の考え方から、混雑しにくい日時の選び方、2026年の七五三の年齢まで、日程を決めるための情報を整理します。
この記事でわかること
- 七五三を11月15日以外に行ってもよい理由
- 10月・11月後半・12月以降に参拝するときの注意点
- 七五三のご祈祷を受け付けている時期の神社ごとの違い
- 混雑を避けやすい曜日や時間帯の目安
- 数え年・満年齢と兄弟姉妹のお祝いの考え方
七五三は11月15日以外でも大丈夫!日付に決まりはある?
七五三の伝統的な日は11月15日ですが、その日だけしかお参りできないわけではありません。神社本庁は11月15日前後の休日に七五三を祝う家庭が多いことを説明しており、明治神宮も11月15日以外の都合のよい日の参拝を案内しています。
11月15日に予定が入ったからといって、七五三を翌年まで延期する必要はありません。お子さんの体調や家族の予定、希望する神社の受付状況を確認して日程を決めましょう。
なぜ七五三は11月15日なの?
11月15日が七五三の日とされる理由には、いくつかの説があります。明治神宮は、旧暦の11月15日が縁起のよい日と考えられていたことや、霜月の祭りとの関係、江戸時代の将軍家の祝い事などを紹介しています。
神社本庁によれば、江戸時代から11月15日に七五三を祝う慣習が広まったとされています。ただし、歴史的に大切にされてきた日であることと、現代の家庭が必ずその日にお参りしなければならないことは別です。
11月15日にお祝いできない場合はどうする?
まずは家族が集まれる日を候補にし、次に参拝したい神社・お寺で七五三のご祈祷を受けられるか確認すると予定を立てやすくなります。ご祈祷を希望する場合は、境内にお参りできる日であっても、七五三専用の受付があるとは限りません。
11月15日に合わせることよりも、希望する日にご祈祷を受けられるかを先に確認することが大切です。撮影や食事会も予定しているなら、お子さんの負担が大きくならない時間配分にしましょう。
七五三のお参りはいつまで?10月・11月後半・12月も可能
「11月15日以外でもよい」と聞くと、では何月まで大丈夫なのか気になりますよね。一般に予定を組みやすいのは10月から11月ですが、全国共通の締切日はありません。通年で七五三祈願を受け付ける神社もあります。
| お参りの時期 | 考え方・注意点 |
|---|---|
| 10月 | 七五三の祈祷を受け付ける神社があり、11月の予定が合わない家庭の候補になる |
| 11月1日~14日 | 伝統的な七五三の日より前にお祝いできる。土日祝は混雑に注意 |
| 11月16日~30日 | 15日を過ぎても参拝できる。神社の受付終了日を確認する |
| 12月 | 通年受付の神社なら可能。ただし千歳飴などの授与品が終了する場合がある |
| 1月~夏 | 通年受付の神社なら候補になる。行事や祈祷方法が通常と異なる場合は要確認 |
10月のお参りは早すぎない?
10月の七五三は早すぎるわけではありません。例えば成田山新勝寺では、2026年の七五三祝祷を10月1日から11月30日まで実施しています。熱田神宮も、11月15日前後の約1か月に参拝する人が増えていると案内しています。
11月に行事が多い家庭や、着物を着るお子さんの気温面での負担を考えたい家庭は、10月も候補に入れてみてください。ただし、10月なら必ず空いているわけではなく、土日祝や縁起のよい日は混み合う場所もあります。
11月15日を過ぎてからでも遅くない?
11月後半のお参りも選択肢になります。成田山新勝寺の2026年の七五三祝祷は11月30日までのため、11月15日を過ぎても申し込みが可能です。
ただし、11月末で七五三の特別な受付を終了する場所もあれば、通常のご祈祷として引き続き受け付ける場所もあります。11月後半に予定しているなら、希望日の受付とご祈祷時間を早めに確認しておくと、当日の予定を組みやすくなります。
12月や年明け、春・夏に延期してもいい?
12月以降でも、七五三のご祈祷を受け付ける場所ならお祝いできます。太宰府天満宮は七五三祈願を通年で受け付けており、住吉大社も11月以外を含めて毎日受付を行っています。
病気や出産、帰省などの事情で秋に予定を組めなかった場合も、参拝先を調べてみる価値があります。ただし、どの神社でも通年受付しているわけではありません。成田山新勝寺の2026年の七五三祝祷は期間外について問い合わせが必要と案内されています。
神社・お寺によって七五三の受付期間はこんなに違う
全国の七五三が「11月30日まで」「12月まで」と一律に決まっているわけではありません。公式の案内を比べると、参拝時期の考え方には次のような違いがあります。
| 神社・お寺 | 七五三の日程に関する案内 |
|---|---|
| 明治神宮 | 11月15日にはこだわらず、前後の都合のよい日にお祝いできる |
| 熱田神宮 | 11月15日前後の約1か月に参拝する人が増えている |
| 成田山新勝寺 | 2026年は10月1日~11月30日に七五三祝祷を実施。期間外は問い合わせ |
| 太宰府天満宮 | 七五三祈願を通年受付 |
| 住吉大社 | 11月以外でも毎日受付 |
この表は各施設の案内を整理したもので、すべての神社・お寺に共通する決まりではありません。また、2026年の実施期間は翌年も同じとは限りません。参拝予定の場所で、最新の日程と申込方法を確認してください。
ご祈祷は通年でも千歳飴がもらえるとは限らない
日程を決めるときに見落としやすいのが、七五三のご祈祷と千歳飴の授与時期は同じとは限らないことです。お参りできても、季節限定の授与品が用意されていない場合があります。
- 太宰府天満宮:七五三祈願は通年受付。千歳飴の用意は例年10月ごろから12月ごろまで
- 住吉大社:11月以外も毎日受付。ただし、9月から12月中旬以外は千歳飴とおこしが渡されない場合がある
千歳飴を持った写真を残したい場合や、七五三の授与品を楽しみにしている場合は、希望日に何が受け取れるのか確認しましょう。専用の撮影場所や衣装サービスがあるかどうかも、施設によって異なります。
混雑を避けたいなら11月15日以外の平日も候補に
七五三の日をずらす理由として、混雑を避けたいという家庭も多いでしょう。着慣れない服で長く待つことは、お子さんにとって負担になりがちです。
成田山新勝寺の公式案内では、10月・11月の土日祝、とくに11月15日前後の週末と大安の日は混雑しやすく、平日は比較的ゆったりしているとされています。これは成田山での傾向ですが、参拝日の候補を考える参考になります。
曜日だけでなく時間帯もずらす
成田山新勝寺では、参拝者が多い時間帯を11時から13時ごろと案内しています。一方、午前9時ごろや14時以降は比較的ゆったりしやすいそうです。
ただし、どの神社でも同じ時間帯が空いているとは限りません。朝早く行く場合は受付開始時間を、午後に行く場合は最終受付時間を確認してください。移動や着付けの時間も考え、お子さんが疲れにくい予定にすることが大切です。
2026年は11月15日が日曜日。大安・仏滅はどう考える?
2026年11月15日は日曜日です。伝統的な七五三の日と休日が重なるため、人気の神社では人が集まる可能性があります。混雑が気になるなら、前後の平日や別の週末も候補に入れましょう。
また、暦の六曜を気にする家庭もあると思います。今回確認した神社の七五三案内では「仏滅には七五三ができない」という共通の決まりは見当たりません。一方、熱田神宮は大安・友引などのお日柄も合わせて選ぶ方法を案内しています。
大安を優先するか、家族の予定や混雑の少なさを優先するかは、それぞれの家庭で決めて構いません。大安は参拝者が増える場合もあるため、「縁起のよい日=空いている日」とは考えないほうがよさそうです。
数え年・満年齢の違いと兄弟姉妹の七五三
お参りの日程と同じくらい迷いやすいのが、「何歳のときに祝うのか」という点です。七五三は伝統的には数え年で行われてきましたが、明治神宮は現在では満年齢で祝うことが一般的と案内しています。住吉大社も数え年・満年齢の両方で受付しています。
2026年の七五三は何年生まれが対象?
住吉大社が公表している2026年の七五三早見表では、次の生まれ年が対象の目安として案内されています。
| 七五三の年齢 | 数え年 | 満年齢 |
|---|---|---|
| 3歳(男の子・女の子) | 2024年生まれ | 2023年生まれ |
| 5歳(男の子) | 2022年生まれ | 2021年生まれ |
| 7歳(女の子) | 2020年生まれ | 2019年生まれ |
満年齢は誕生日を迎えてから年齢が増えるため、同じ生まれ年でも参拝日時点の年齢は異なります。早見表は目安として使い、年齢の扱いで迷った場合は参拝先へ確認してください。
兄弟姉妹を同じ日にお祝いしてもいい?
兄弟姉妹で七五三の時期を合わせたい場合もありますよね。明治神宮は、現在の七五三について年齢にこだわらず、兄弟で一度に済ませても構わないと案内しています。
例えば上の子の満年齢と下の子の数え年を組み合わせるなど、家族で一緒に祝う方法も考えられます。複数人のご祈祷を希望するなら、申し込み人数や祈祷料、記念品の取り扱いを事前に確認しておくとよいでしょう。
11月15日以外に七五三をする前の確認ポイント
希望日を決めたら、当日になって慌てないように、次の項目を確認しておきましょう。特に12月以降の参拝では、ご祈祷と授与品の両方をチェックすることが大切です。
- ご祈祷の受付:希望日に七五三のご祈祷を受けられるか
- 予約の要否:事前予約制か、当日受付か
- 受付時間:午前・午後の最終受付や行事による変更がないか
- 初穂料・祈祷料:子ども1人あたりの金額と支払い方法
- 千歳飴・授与品:参拝日に用意されているか
- 写真撮影:境内やご祈祷中の撮影に制限がないか
- 家族の予定:着付け、移動、食事などを詰め込みすぎていないか
お参り自体はできても、希望する時間にご祈祷や写真撮影ができるとは限りません。「七五三に行ける日」と「希望する内容でお祝いできる日」を分けて確認すると、日程を決めやすくなります。
七五三を11月15日以外にする場合のよくある質問と答え
日程が決まったあとにも迷いやすい、服装や写真撮影、参拝先についての疑問をまとめました。
まとめ|七五三は11月15日以外でも家族の予定に合わせて祝える
七五三は11月15日に限らず、10月や11月後半、対応する神社なら12月以降でもお参りできます。大切なのは、希望日に参拝先が七五三のご祈祷を受け付けているかを確認することです。
混雑を避けたい場合は、11月15日前後の土日祝を外した平日なども検討できます。ただし、大安の日は人が集まることもあるため、日にちと時間帯の両方を考えるのがポイントです。
また、祈祷を通年受け付ける場所でも、千歳飴や七五三専用の授与品は季節限定の場合があります。参拝日、受付時間、授与品を確認し、家族が無理なく過ごせる日を選びましょう。
